大根おろしをぴったり使う量だけおろすのって、
難しいですよね?
足りないと困るし、でも、余り過ぎても困る・・・。
でも、捨てちゃうのはもったいないから、
できれば保存しておきたいものですが、
どうやって保存すれば良いんでしょうか?
冷蔵?
それとも、冷凍?
保存した大根おろしがどれくらい保つのか、
また、栄養は変わらないのかなども気になります。
そんな気になる大根おろしの保存について、
ご紹介します。
大根おろしの保存方法は冷蔵?それとも冷凍?
大根おろしは、おろしてすぐ使うことが、
味・風味・栄養の点でも一番良いんですが、
余ってしまうこともあります。
余った大根おろしをそのまま常温で置いておくと、
空気に触れて酸化してしまい、味も栄養もどんどん
劣化してしまいます。
もちろん、衛生面でも気になります。
なので、余った大根おろしは、すぐに保存しましょう。
【大根おろしを冷蔵保存する場合】
冷蔵庫での保存する場合は、タッパーなどの密閉容器に大根おろしを入れます。
水分はしっかり切る必要はありません。
おろした状態で容器に入れてください。
大根おろしは空気に触れると酸化してしまうので
出来るだけ、空気を抜いた状態での保存が望ましいです。
プロの調理場には、真空パック器が常設されているところが多く、
真空にして保存しているそうです。
とは言っても、家庭で真空にするのは難しいので、
中の空気をできるだけ抜けるようなタッパーを利用するのが
おすすめです。
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冷蔵保存するときには、お酢を一滴、二滴入れることで、
劣化を多少防ぐ効果があると、
和食の職人さんがおっしゃっていました。
簡単なので、試してみてくださいね。
保存後の大根おろしを使うときは、
サッと水洗いをしてから使うと、
匂いなどが気にならなくなりますよ。
【大根おろしを冷凍保存する場合】
大根おろしを冷凍保存をする場合は、
大根おろしの水分を軽く切って、
フリーザーパックなどに入れます。
出来るだけ空気を抜いた状態にして封をします。
そして、なるべく平らにした状態で冷凍すると、
後で使いやすくなりますよ。
また、製氷皿で冷凍するという方法もあります。
製氷皿に大根おろしを入れてふた、またはラップをして凍らせます。
凍ったら、フリーザーパックや密閉容器に移して保存します。
この時も空気を極力抜くようにして再び冷凍します。
冷凍した大根おろしを使う時は、使う量だけ冷蔵庫に移して
自然解凍をします。
時間がない時は常温で自然解凍するか、
ブロックの大根おろしをラップに包み、
流水での解凍も可能です。
関連記事 ⇒
『大根おろしの汁って使い道ある?保存できる?栄養はあるの?』
比較的、冷凍保存の方が冷蔵保存よりは栄養の劣化が抑えられます。
冷凍保存する場合は、おろしたての大根おろしを
酸化してしまう前に素早く冷凍してくださいね。
大根おろしの保存期間はどれくらい?
冷蔵保存の場合は、1~2日ぐらいが目安です。
それ以上経つと、大根おろしが黄色く変色してきます。
冷凍保存の場合は、1ヵ月を目安に使い切るようにしてくださいね。
大根おろし 保存したら栄養はどうなる?
どんな野菜にもいえることですが、
時間が経てばたつほど野菜の栄養素などは、
減少していきます。
それと同じで、大根おろしを冷蔵・冷凍保存したものは、
おろしたてより栄養や風味の点で落ちてしまいます。
しかし、冷凍保存と冷蔵保存を比べた場合は、
冷凍保存の方が栄養の減少が少ないようです。
ただ、冷凍の場合でも、大根の持っている辛み成分は劣化しやすいので、
おろしたての辛味を維持するのは難しいです。
⇒ 関連記事
『大根おろしの辛くないおろし方は?辛い理由と辛い時はどうする?』
栄養や味・風味を重視するなら、おろしたての大根おろしを使う方が良いですが、
保存しておけば、余った大根おろしを無駄なく使えますし、
冷凍してあれば、いつでも手軽に使えて便利ですよね。
生のまま食べるには、風味が気になるという時は、
例えば、みぞれ鍋にしたり、揚げ出し豆腐の出しに入れるなど、
使い道は色々ですよ。
おわりに
我が家では大根おろしを多めにおろすので、
すぐに使う予定があれば冷蔵、
しばらく使わなさそうな時は冷凍しています。
大根をおろすのは、結構力がいって大変なので、
冷凍しておくと、とても便利です。
大根おろしがいつも余っちゃう、という人は、
冷蔵と冷凍を上手に使い分けて、
ぜひ、保存して使ってくださいね。